2014夏 旅行記7 屋久島から大阪抗体

2014年10月27日

ゼブラフィッシュ

アメリカのラボに頼んでいた抗体が一週間、空港に引き止められています、、、。なんでもないはずのモルフォリのもなぜか止まっていたので、何が起きているのか。どちらもFedexでスタンステッド空港。。。抗体が来ないと困るー。腐ってなきゃいいなぁ。。

今日は初ゼブラフィッシュのgenotyping。前にプロトコールをくださいと言っていたのですが、結局貰えないまま、なので私のプロトコールにてダイレクトシークエンスによるgenotypingとなりました。私はまだライセンスを持っていないのでfin clippingは魚ラボの学生さんにしてもらったのですが、その仕方にびっくり。麻酔の入ったタンクからピンセットで尾っぽを掴み、そのまま魚を逆さ吊りした状態でハサミでカット!えええ、いいのか、あんなんで。そりゃ私は同じハサミと同じピンセットでやってもクロスコンタミの確立は低いとは考えていますけれども、一応学生に教える時は使い捨てのカミソリの刃を一個体一個体使うように教えます。

20匹切って個室に入れて、1時間半もかかりました。私はもっと早く始めたかったのですが、学生さんが指定して来たのが10時。55度インキュベートが1時間、PCRに一時間、精製に1時間で、シークエンスの締め切りが16時(シークエンスの会社が取りにくるのが別の建物なので、15時半まで)で、ぎりぎりでした。学生さんのラボではnested PCRもやってるという事なので、きっとPCR産物はカラム精製かな。私はお金をけちって酵素処理による精製です(w 明日本当にシークエンス結果でるのかなぁ、、、?(翌日結果が出る!というのが売りの会社で、今まで別の会社だったけどわざわざgenotypingのために100シークエンス分買ったのよー、実はまだ前の会社のが80は残ってるんだけど。まあこれはこれでまだ使い用はあるのだけれど。ちなみに値段は同じ、前の会社の方が注文時の入力は楽)

africanfrog at 22:29│Comments(0)TrackBack(0) ラボのお話 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
2014夏 旅行記7 屋久島から大阪抗体